キルトカフェホームお茶にしませんかハワイアンキルト

No. 072 またまたハワイアンキルト

みなさま、暑中お見舞い申し上げます。いかがお過ごしですか?さて今回も、またまたハワイアンキルトの魅力について、「Ikue流ハワイアンキルトの作り方」もまじえながら、お話ししてみたいと思います。

前回ご紹介させていただきましたハワイアンキルトのモチーフに使ったムラ染めの布の余りで「エンゼルトランペットのミニタペストリー」を作ってみました。大きさは、30cm×30cmです。「キャシー中島のハワイアンキルト (カントリークラフトスペシャル) 」14ページの作品を参考にしました。 このくらいのサイズは、とても作りやすいので、ハワイアンキルトは初めてといった方にも、ぜひ、おすすめです。大きな作品をずっと作り続けている方にも、ぜひ、おすすめです。気分転換になると思います。

エンゼルトランペットのミニタペストリー
ハワイアンキルトの最大の魅力のひとつはモチーフのデザインです。 まだまだモチーフをデザインするところまではいかないので、雑誌についている付録の型紙を利用したり、本に載っている作品を参考にしています。そのまま使うのではなく、サイズやデザインなどをちょっぴりアレンジして使っています。

みなさまもご存知の通り、モチーフの部分はアップリケです。縫い代を針先で折り込みながら、まつっていきます。間隔は2〜3mmです。アップリケなので、正確な形にまつれなくても気にしません。とはいっても、曲線はあくまでもなめらかに、角はきっちりとだしたいものです。

縫い代に切れ込みを入れながら、細かく細かくまつっていきます。でも、針先を使って折り込むだけでは、なかなか思った形にまつることができません。どうしてもカクカクしてしまいます。切れ込みをいれた部分は特にカクカクしてしまいます。

私は右利きです。山の部分は、折り込んだ縫い代を針先でつついてふくらませたり、ですぎたらまた針先で押し込んだりを繰り返します。「いい形」ができたら、すかさず左手の親指のツメでおさえます。そして、ツメでキュキュっとクセをつけます。ゆるい谷の部分も、針先を中に入れてグルリとまわしながら自然なカーブを作り、すかさず左手の親指のツメでクセをつけます。

私は、どうしてもツメを伸ばすのが苦手なので、短く、おまけにスクエアにカットしています。親指のツメは、指の頭とほぼ同じです。そのため、その時まで気がつかなかったのですが、たまたま私にしてはめずらしくツメがのびていた時に、偶然、ツメを使って発見しました。アップリケの常識?なのカモしれませんが、私にとっては目からウロコでした。

最大の問題は、深くv字型に切れ込んでいる部分です。縫い代がなくなるのがコワイので、どうしてもv字型がu字型になってしまいます。これからの課題です。


そしてもうひとつ、ハワイアンキルトの魅力はキルティングです。モチーフが浮かび上がって素敵です。波の部分にあたるエコーキルトも陰影がでて、素敵です。

モチーフの部分は、試行錯誤しながら下書きをします。なるべく糸を切りたくないので、ひとつながりになるように工夫します。モチーフの部分は裏布、キルト芯、土台布、アップリケ布と4枚重なっているので、キルティングの目もあまり細かくありません。

モチーフのまわりのエコーキルトは、まず、モチーフのまわりの際をキルティングします。そして、モチーフの輪郭に沿って、等間隔の幅を保ちながらキルティングしていきます。こちらは、下書きをしません。左右上下対称にならなくても、間隔が太くなったり細くなったりしても気にしません。そこが「私らしさ」でもあり、ハンドメイドのいいところだと思うからです。

小さなサイズでも、なるべくフープを使うようにしています。フープの直径よりも小さいもの、大きなものでも端・角の部分になるとフープに貼ることができないので、補助用の当て布をつけます。しつけ糸でぬいつける時もありますが、安全ピンでとめる時もあります。とても面倒くさい作業ですが、このひと手間で、フープに貼ることが出来るので、結果、ストレスなくキルティングすることができます。

常に、水の上にモチーフをポンと浮かべた時にできるであろう波紋をイメージしながら、キルティングしていきます。目はなるべく細かく、すみのすみまでびっしりとキルティングします。一周、二周とキルティングを重ねていくにつれて、フカフカしていたキルト芯が薄くなっていく、手触りの変化がおもしろいです。


おかげさまでハワイアンキルトは大好評です。去年はクッションカバーを2枚、今年はタペストリーを2枚。まだまだ、ハワイアンキルトの魅力にはまりそうです。まわりから次々とリクエストがきて、嬉しい悲鳴をあげています。

ちなみに、前回の「パンの木」のタペストリーは、姉の誕生日プレゼントとして贈りました。「次は誰に?どんなモチーフを何色で?大きさは?」なんて考える時が、一番楽しい時カモ?しれません。

8月には、ハワイへ行く予定です。本場のハワイアンキルトをたくさん見てきたいと思っています。日本では、なかなかハワイアンキルトを見る機会がないので、今からワクワクしています。

2001年07月29日

キルトカフェ ハワイアンキルトにまつわるコラムです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。