化学染料ができると、それまでの染料ではだせなかった色が手軽にだせるようになり、白一色だった飼料や小麦粉や砂糖を入れる袋に、カラフルでポップな柄をプリントするようになりました。 飼料袋としての役目を終えた袋は、洗って縫い目をほどいて一枚の布になり、捨てられることなくキルターの手によってキルトとしてよみがえったのです。
現在では、小さなハギレにカットしたものをよくみかけますが、まだまだ袋のまま残っているものもあります。さらにメーカー名の入ったラベルが貼られたままのものもあります。