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キルトの道具のそろえ方です。写真をクリックするとさらに詳しく見ることができます。 |
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■筆記用具
■直定規
■型紙 大量のピースにしるしをつける時には、同じ大きさの型紙を何枚か用意しておきましょう。紙の場合、何度も繰り返し使っていくと角が丸くなったり、磨耗して小さくなったりします。そのまま使い続けると正確にしるしをつけることができなくなります。
■パッチワークボード
■はさみとカッター ハワイアンキルトの場合、複雑なデザインのモチーフをカットします。しかも4枚あるいは8枚にかさねた状態で一気にカットします。正確にカットするコツは、経験やテクニックよりもなによりも、とにかく切れるはさみを使うことなのだそうです。はさみはとにかく「刃が命!」です。(笑い) ちなみに私は布切り用と紙切り用の裁ちばさみを2つ、糸切りばさみはピーシングとキルティングの時にはにぎりばさみ、アップリケの時には専用の小ぶりのはさみを使っています。ちょっと変わった形のアップリケ用のはさみも気に入ってます。 直線の布を大量に裁つ時にはロータリーカッターがあると便利です。刃が丸く回転します。布を重ねて一気にカットすることができます。 使用する際には必ずカッティングマットを布の下にしきましょう。机までカットしてしまった!なんてことになったら大変です。(笑い)
■針 針はピーシング用、キルティング用、アップリケ用、刺繍用、しつけ用などなど必要に応じてそろえましょう。それぞれ専用の針が各メーカーからでています。はじめての方にはセットになってるものをオススメします。そしてプラス、まち針をそろえましょう。 キルティング用の針は短かくて細いものをオススメします。メーカーによってそれぞれ特徴がありますので、これだ!と思える針に出会うまで、いろいろためしてみましょう。 アップリケをする時には必ず、アップリケ用の針を使いましょう。アップリケ用の針は先が細く長くしなやかです。ついピーシング用の針で代用してしまいがちですが、しあがりがまったくちがいます。かくいう私がそうでした。ぬいしろを折りたたみながら奥たてまつりでまつっていくハワイアンキルト。アップリケ用の針にかえてから驚くほど上手にまつることができるようになったのです。その結果、ハワイアンキルトにはまってしまいました。(笑い) まち針は頭が小さくて丸いもの、短くて細く熱に強いものをオススメします。アップリケ用のまち針もでています。ちなみに私はシルクピンを使っています。 意外に思われるかもしれませんが、針は結構簡単に、曲がったり折れたりします。消耗品と割りきって、つねに予備の針を用意しておきましょう。針みがきのいちごもあると便利です。
■糸 キルティング用の糸は、すべりをよくするためにコーティングされているもの、摩擦に強いものをオススメします。それでもすべりに満足できない時には、専用のワックスもあります。 アップリケにはアップリケ用の糸を使用します。細くて色数も豊富に揃っています。布の色に近ければ近いほど、縫い目は目立ちにくくなります。よりがあまいので、1回分の長さを気持ち短めに切って使いましょう。 ちなみに私は、ピーシング用の糸はすべて生成りを使用します。キルティング用の糸は布地の色にあった色、ときには金銀のラメ糸も使います。ラメ糸はすべりが悪く摩擦に弱いのが難点ですが、キラキラ光る魅力には勝てません。(笑い) しつけにはしつけ糸を使用します。コマ巻きになったものとカセになったものとがあります。カセは、一本の糸をぐるぐるまいて輪の状態にしたものを「ツイストドーナッツ」のようにねじった状態のものです。 ちなみに私はカセのものを使っています。どのようにして使っているかというと、ねじりをほどいて輪の状態にしてから、1箇所にはさみをいれます。直線になったものをS字カンにかけて2つ折にします。「ねじりっこ」やリボンなどを使って2〜3箇所をたばねます。こうしておくと、スムーズに一本ずつ糸を引き抜くことができます。 糸のほかに、洗うと溶けてしまうもの、縫わずにアイロンの熱でくっつけてしまうもの、スプレーのりやスティックのりなどがあります。しつけをかける場所によって向き不向きがあります。確認してから使いましょう。
■フープ ちなみに私が愛用しているのはラップフープというものです。フープの直径は34.5cmです。小さなスタンドがついていて、ひざの上にのせて使います。360度回転してさらに角度をつけることもできます。大きなサイズをキルティングする時にはスタンドフープを使います。こちらのフープの直径は56cmです。
■シンブルと指ぬき シンブルによってはフリーサイズだったり、S・M・Lサイズに別れていたりします。金属のシンブルには指輪のようにサイズがありますので、実際に指にはめてみて、自分にあったサイズを選びましょう。リングの形をした指ぬきもあなどれません。こちらもサイズがあるので自分にあったサイズを選びましょう。 シンブルの種類は数多くあります。金属のシンブルの上に革をかぶせたもの、皮のシンブルの一部に金属がうめこまれたもの、その場所が指先の上だったり横だったりなどなど。かわったところでは、金属のシンブルの上の部分をきりとった円形のものを指先にはって使うものなどがあります。 納得がいかない時には、いろいろなタイプを試してみましょう。 どの指にはめるかは好みがあります。右ききの人ならば、ピーシングの時はきき手の中ゆびに指ぬき、キルティングの時は、右手と左手の中ゆびにシンブルをはめることが多いようです。
▼Vol.112 Pua Maleのハワイアンキルトを読む キルティングの針は短いので、針をひきだす時に素手だとすべってしまうことがあります。そのような時には針を持つ手の人指しゆびにゴム製のシンブルをはめましょう。しっかりと針をつかむことができます。専用のものもありますが、100円ショップなどで売られている文具用のものでも代用できます。
■アイロン ちなみに私は、コードレスのスチームアイロンと手芸用の小型アイロンを使っています。手芸用の小型アイロンは軽くて先が小さく、たちあがりが速いのでとても重宝しています。こちらはドライのみです。 縫いしろを倒すためのシームオープナーもあります。電源やアイロン台いらずなので、1本あると便利です。
■テープメーカー もちろんテープメーカーがなくてもバイアステープを作ることができます。作りたい幅の型紙を作って布の上におき、縫いしろをかぶせて上からアイロンをあてます。
■スレイダー
■ミシンでキルトを作る時に便利な道具
■ブティ&トラプントを作る時に役立つ道具
道具はとても重要です。道具のおかげで、より正確により簡単に、そして時間を短縮することができるのです。 改良をかさねて使いやすくなったもの、新しく発明されたスグレものなどなど「知らなかったばかりに・・・」なんてことのないように、新しい情報はつねにチェックしておきたいものです。 いい道具は多少値段がはっても大切に使うことで愛着がわきます。消耗品は少しでも安く、そうでないものは予算のゆるすかぎり、いいものをそろえるのが理想です。 とはいうものの、うまくできるかもわからないのに最初からそんなに投資はできないという方は、とりあえず針と糸とシンブルをそろえましょう。もちろん生地もお忘れなく。 |
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