メインのコーナーは、毎回ひとつづつパターンがとりあげられている特集です。作り方はもちろん、セッティングや配色などの誌上レッスンはとても参考になります。作品も数多く載っていて、創作意欲がわいてきます。読者のキルトショーというコーナーでは、とてもステキな作品が紹介されています。作者のコメントを読むのも楽しいものです。とりあげられる話題は多彩で、各地で開催される展示会の情報やメールオーダのコーナーもあります。なかでもシリーズで特集されるコーナーは、とても興味深いものがあります。
注目は、1999年1月号から連載されている「読む見る世界のキルト」と「布とキルトの物語」シリーズです。ありました!「読む見る世界のキルト」シリーズでは、1月号と3月号の2回にわたって「DAR美術館のキルト」が特集されています。思い出してみれば、ちょうど去年「DAR美術館所蔵アンティークキルト展」が開催されたころです。やはりタイムリーに載っていました。ちゃんと宣伝もしてあります。
そうなると気になる11月号ですが、やはりありました!「読む見る世界のキルト」シリーズに「メリーランド州のボルティモア・アルバムキルト展」が特集されています。そして「布とキルトの物語」では、前々回「お茶にしませんか」のコーナーでご紹介したアメリカン・フォークアート美術館所蔵のキルトトップが載っていました。そうです、未完成のままのキルトトップです。ちなみに隣のページのスコッチテリアのパターンのキルトがとても可愛いいので、ご参考までに。
2000年の1月号の「布とキルトの物語」シリーズには、アーミッシュキルトが載っていました。前回の「お茶にしませんか」のコーナーで紹介したアーミッシュキルトとではありませんが、まだアーミッシュキルトを見たことのない方はぜひ、ご覧になっていただけると「なるほど」と納得していただけると思います。
そして3月号の「今、この人のキルトワーク」というシリーズでは、NHKのおしゃれ工房でもおなじみの斉藤謡子さんの記事が8ページにわたって載っています。斉藤謡子さんの人柄から作品に対する思い入れなど、なかなか読みごたえがあります。
最新号はもちろん、バックナンバーからも気になる話題を私の独断でチョイスして「メモってください」のコーナーにまとめてみました。気になる情報を見つけたら、メモってみてください。意外と図書館などにバックナンバーがあったりします。不定期に更新しますが、思い出した時にクリックしてみてくださいませ。
2000年03月29日
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