実際に作ってみて、わかったことがいくつかあります。
まず、出来上がりのサイズが予定していたサイズより、かなり小さくなったということです。エコーキルティングを細かく入れたためだと思います。タペストリーだとあまり気にはなりませんが、クッションカバーはサイズが重要です。小さいとクッションがはいりません。今回は幸いなことに、土台布をかなり大きめにとってあったので、セーフでしたが、気をつけなくてはいけません。
カットする時に布がズレるのではないかと心配でしたが、しつけをかけたおかげで意外とすんなりカットすることができました。むしろ、苦心したのがアップリケでした。ゆるやかなカーブはいいのですが、V字形にとがった部分や切れ込んだ部分がむずかしい!ハイビスカスのモチーフは、比較的簡単でしたが、パンの木のモチーフの葉の部分にまいってしまいました。
ぬいしろがほとんどなくなってしまたり、うまくぬいしろを折り込めなかったりと、ちょっと悲惨な結果になってしまいました。きっと何度か洗濯したら、ほつれてしまうと思います。でも、何事も経験です。これにめげずに、キルティングと同様、練習していきたいと思います。
以上、そんなこんなで出来上がった、はじめてのハワイアンキルトですが、白地にステッチされたエコーキルティングがやはりなんといっても美しいです。今回は、白地に赤ともっとも伝統的な配色で作ってみましたが、もっと大胆な配色もチャレンジしてみたいと思っています。
■キルトジャパン2000年7月号の「読む・見る世界のキルト」にハワイアンキルトに関する記事が掲載されています。
2000年07月09日
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