キルトカフェホームお茶にしませんか道具・テクニック

No. 045 お気に入りの道具たち♪

今回は、お気に入りの道具たちと題しまして、私が愛用しているお気に入りの道具を紹介してみたいと思います。第1回めはズバリ針です。

私の愛用している針さしにはいつも、4種類の針がささっています。ピーシング用の針、キルティング用の針、しつけ用の針そしてまち針です。ついでに針ではありませんが、「針みがきのいちご」も、愛用しているお気に入りの道具のひとつです。

ピーシング用とキルティング用の針は「ミルワード」というMade In Englandの針を使っています。ピーシング用は、8号を使っています。キルティング用の針は、10号を使っています。ピーシング用の針に比べると少し短いです。

このちょっと短いところが微妙なところで、キルティングがしやすいかどうかを左右します。たまに、間違ってピーシング用の針を使ってしまうことがありますが、やはり調子がでません。長さを比べて、まちがいに気がつくなんてこともしばしばあります。

このほかに「クローバー」という国産のメーカのぬい針「絆」の三ノ二を使っています。長さは、およそ36mmです。かなり長いので、どちらかというとピーシングよりも、主にしつけをかける時に使っています。

まち針は「シルク待針」を使っています。長さが35mmで、直径0.5mmの丸玉がおしりについています。主にピーシングの時に使います。耐熱性なのでアイロンもOKです。長さも短めであたまも小さいので、とても使いやすいです。

ちなみに、キルトトップ、バッティング、裏布の3枚をあわせてしつけをかける時には、専用の安全ピンを使います。ワザと曲げてあるので、とめやすくなっています。

針は消耗品です。特にキルティング用の針は、常にストックをかかさないように気をつけています。「おしゃべり広場」でも話題になりましたが、意外と針は、曲がったり折れたりします。思うところに針が出せなくなると、針が曲がっていることが原因だったりします。

折れた時には必ず、折れた針をあわせて1本になるかどうか確認します。折れた瞬間に飛んでいくこともありますので、気をつけます。


さて、折れたり曲がったりしてしまった針ですが、その後、みなさまはどうしていますか?お世話になった針です。そのまますぐに捨てるのも少々気がひけます。とりあえず、缶に入れてとってありますが、ずっとためておくわけにもいきません。

2月8日は「針供養の日」です。折れた針などを豆腐やコンニャクなどに刺して供養するとよいとされていますが、その後はどうしたらよいのでしょうか?神社に納めて供養してもらうとよいとされていますが、近所の神社でもよいのでしょうか?

ちょっと針の通りが悪くなってきたかナ?と思ったら、「針みがきのいちご」でみがいてあげましょう。キルターにとって、針はとても大切な道具です。1本1本、大事に使っていきたいものです。

2000年08月29日

キルトカフェ 手芸の道具・テクニックにまつわるコラムです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。