ピーシング用とキルティング用の針は「ミルワード」というMade In Englandの針を使っています。ピーシング用は、8号を使っています。キルティング用の針は、10号を使っています。ピーシング用の針に比べると少し短いです。
このちょっと短いところが微妙なところで、キルティングがしやすいかどうかを左右します。たまに、間違ってピーシング用の針を使ってしまうことがありますが、やはり調子がでません。長さを比べて、まちがいに気がつくなんてこともしばしばあります。
このほかに「クローバー」という国産のメーカのぬい針「絆」の三ノ二を使っています。長さは、およそ36mmです。かなり長いので、どちらかというとピーシングよりも、主にしつけをかける時に使っています。
まち針は「シルク待針」を使っています。長さが35mmで、直径0.5mmの丸玉がおしりについています。主にピーシングの時に使います。耐熱性なのでアイロンもOKです。長さも短めであたまも小さいので、とても使いやすいです。
ちなみに、キルトトップ、バッティング、裏布の3枚をあわせてしつけをかける時には、専用の安全ピンを使います。ワザと曲げてあるので、とめやすくなっています。
針は消耗品です。特にキルティング用の針は、常にストックをかかさないように気をつけています。「おしゃべり広場」でも話題になりましたが、意外と針は、曲がったり折れたりします。思うところに針が出せなくなると、針が曲がっていることが原因だったりします。
折れた時には必ず、折れた針をあわせて1本になるかどうか確認します。折れた瞬間に飛んでいくこともありますので、気をつけます。
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