作り始めたのがゴールデンウィークの前。
付録の型紙を写しとり、ムラ染をたたんでモチーフをカット。広げてしつけをかけるところまでは一気にいきましたが、アップリケに入るまでしばらくお休み。しばらくが長すぎて、あやうくテーブルクロスになってしまうところでした。(笑い)
梅雨入りとともに、アップリケを開始。去年作ったクッションカバーでは、このアップリケが悲惨でした。曲線がなめらかにまつれずにカクカクしてしまったり、V字の部分は切れ込みを深く入れる勇気がなくてU字になってしまったり、折り込む縫い代がいつのまにかほつれてなくなってしまったり、などなど・・・。
今回は、なんとか上手くまつりたいと一針一針、とにかく細かく丁寧にを心がけてまつっていきました。ムラ染の布が柔らかかったのも幸いして、見事開眼!かなりマシになってうれしいです。
そしてキルティング。ところがこの時期に予想外の猛暑。フープをかかえるだけでも暑く、まるで我慢大会のようでした。(笑い)扇風機だけではダメだとあきらめてからは、エアコンをガンガン入れて、無事、快調にすすみました。
キルティングラインは、オリジナルです。といってもモチーフの部分は、さすがに何もないところにスイスイとキルティングができるほど、達人ではありません。そこで参考にした本が「Hawaiian Quilt Masterpieces」です。伝統的なハワイアンキルトを紹介している本です。裏布、キルト芯、土台布、アップリケ布と4枚が重なっているので、ちょっぴり、目が大きいです。
モチーフのまわりに広がるエコーキルトは、これは適当です。同じ方向にキルティングしていくこと、フープを使うことの2点に注意しました。そして、ペンシルでラインを書いた部分は、ねり消しゴムで消しながらキルティングしていきました。
ぜんぜん対称的でもなく、間隔も広くなったり細くなったりしています。よく見ると、目もまだまだ揃っていません。でも、そこもまたハンドメイドならではの「アジ」です。
|