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No. 087 2001年に作ったキルトたち

今年もいよいよ師走です。クリスマスの準備、そして新しい年を迎える準備と、忙しく過ごされていることと思いますが、みなさまいかがですか? 2001年を振り返ってみると、今年は小物を除くと、3枚のハワイアンキルトを仕上げることができました。「パンの木のキルト」「悠々と泳ぐカメのキルト」そして「アンスリウムのクリスマスキルト」です。いずれも100cm×100cmサイズですが、なかなか気に入っています。

そして今、ハワイアンキルトでサンプラーキルトを作っています。サイズは200cm×200cmの予定です。サンプラーキルトは初めての挑戦です。ハワイで買ってきたパターン集の中から9種類のモチーフを選んでつなげるデザインです。配色はちょっと意外な配色ですが、これは出来上がるまで秘密です。

サンプラーキルトは、一枚一枚のブロックを作っている時は、とても楽しいです。それらをつなげてボーダーをつけ終わると、ワクワクしてきます。しつけがけを昨日終えて、今日からいよいよキルティングです。今年中にできあがるかどうかは怪しいですが、ぜひこの一枚は完成させたいです。

先日、茅ケ崎美術館で行われたエリザベス・ルートデザインのハワイアンキルトを見てきました。すべて新作で、サイズは61cm×61cmです。デザインがとにかく素敵で、配色もなるほど!といった感じでした。さすが本場のハワイアンキルト!と何度もうなずいてしまいました。ボーダーの付け方からキルティングの方法などなど、とても興味深く見てきました。

これらはすべて、最新本「Menehune Quilts...: The Hawaiian Way: 20 Original Designs」で紹介されています。エリザベス・ルーツデザインのパターン集は何冊か持っていますが、それらはもちろん英語版です。とにかくタミー・イーさんのイラストが可愛い!です。 キルト一枚一枚についての説明と作り方、パターンはもちろん、デザインの元になった植物の紹介、ハワイアンキルトの歴史から、ハワイアンキルトに対する想いなどなど、とても参考になる一冊です。

ハワイアンキルトにはまってしまった2001年ですが、このイキオイいはいったい何なのか?自分でも不思議です。このまま失速することなく、2002年も作り続けていくことができたらうれしいです。

ついつい、新しい作品に気持ちが移ってしまいますが、まだ完成していないトップが何枚かあるので、来年はそれらも確実に仕上げていきたいと思っています。やはり作りかけたキルトは、最後まで完成させなければ・・・ですネ。

2001年12月19日

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