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No. 090 アンティークはお好き?

今回は、私が今一番大切にしているものをご紹介したいと思います。「アンティークのシンガーのミシン」です。1920年代のものと思われます。残念ながら箱はありませんが、コンディションは抜群です。

高さ19cmほどです。ミニチュアではありますが、決しておもちゃではありません。もちろん、今でも現役です。ちゃんと、縫うことができます。下糸はありません。画面ではわかりにくいと思いますが、上糸を通す順番に1〜6まで番号がふられています。

美しい形に魅かれてしまいました。流れるような曲線がたまりません。金属の部分はピッカピカです。本体はツヤツヤしていて、黒光りしています。ひと目ボレでした。

実は去年の12月、骨董市でみつけたのですが、私にとっては衝動買いができる値段ではありませんでした。その日はあきらめて帰りました。しかし、どうしても忘れられずに、なんとその夜、夢にまで見てしまったのです。もう一度会いたい!思いはつのるばかり・・・。翌日、また、見にいってしまいました。

なければないであきらめがつくし、あったらあったでどうしよう・・・と、道中、複雑な思いでした。あるかナ?ないといいのに、でも、あって欲しい!おそるおそるのぞいてみると、なんと昨日と同じ場所に、まだあったんです。まるで私のことを待っていたかのようでした。(笑い)

お店の方も、昨日私が欲しそうに見ていたのを覚えていてくださいました。ほんの気持ち、安くしていただけるということで、これもきっと何かの縁?だと思い、思いきって買ってしまいました。

骨董市では、交渉しだいでは値段をまけてくれたりします。私はまだまだ初心者なので、うまく交渉ができません。安く手に入ればそれにこしたことはありませんが、お店の方とお話しをしたり、なかなか楽しいです。

シンガーのミシンをはじめ、フィードサックやたばこのおまけの国旗などなど、1920〜1930年代のアメリカものが好きです。いつかはアンティークキルトをこの手に!ですが、まだまだ遠〜い!夢の夢です。

2002年01月19日

キルトカフェ 生活・雑貨にまつわるコラムです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。