キルトカフェホームお茶にしませんか道具・テクニック

No. 103 キルトの本を何冊お持ちですか?

突然ですが、みなさまはキルトの本を何冊お持ちですか?わが家には、キルトに関連する本だけでも、作品集はもちろん、作り方が詳しく載っている本、キルトの歴史やパターンの由来について詳しく解説されている本、さらに展示会の図録を含めると、かなりの数になります。
さて、ここで問題になるのが収納です。キルトクラブの掲示板「おしゃべり広場」でも話題になっていましたが、本が増えれば増えるほど、その収納に頭が痛くなります。たたんだり、丸めたりすることもできず、しかも重い!

理想は、壁一面にビシッと並べたいところですが、そうもいきません。 定期的に発行されている雑誌などのバックナンバーは、ついついヒモでくくって押し入れにいれてしまいたくなります。とりあえず山積みにしてしまったり、見出しのついている背表紙がこちらを向いていなかったりすると、見たい一冊を一発でみつけることは容易ではありません。

見たい本をやっとの思いでみつけても、その一冊を取りだすために、他の本を何冊もよけなくてはいけなかったり・・・。この本だと思って取りだしてみたら全然違っていた!なんてことになると最悪です。元に戻す元気もなくなります。


わが家には、本棚が2つあります。ひとつは、上部がガラスの引き戸になっていて一段、下段は観音扉がついていて、中は三段の構造です。私が子供のころには、百科事典や伝記、全集、参考書などが入っていました。今では取っ手がとれてしまって、開閉に苦労していますが、それでも現役です。

もうひとつは、飾り棚にもなりそうないわゆる普通のタイプの三段式の本棚です。当然のことながら、これら2つの本棚だけでは収まらず、ほかにも組み立て式のカラーBOXを3つほど代用しています。

限られたスペースの中では、効率良く本を収納するワザが要求されます。なかでも洋書は、和書と規格が異なるため、工夫が必要です。そして・・・。

ハードカバーの本は一冊だけでも立ってくれますが、ソフトカバーの本や雑誌などは、すきすきに並べると斜めに傾いてしまいます。私はこの斜めに傾いているのがどうしても許せません。書店でも、本が傾いているとつい直してしまうくらいです。(笑い)

そんな私が防止策として利用しているのが、書類の整理によく使うファイルBOXです。薄手の段ボールのような紙でできていて、とても丈夫です。A4サイズの本が入る大きさのファイルBOXを立てて、中に雑誌を入れます。並べたファイルBOXの上にできるわずかなすき間に、規格外の本を横置きにして置きます。

ファイルBOXをただ並べればいいというものでもありません。ファイルBOXとファイルBOXの間隔を少しあけて置きます。そしてその間にソフトカバーの本を並べます。本立ての役割をしてくれるので、斜めに傾かずに直立してくれるというわけです。

布の収納だけでも頭が痛いのに、これらの本、さらにCDやDVDまで、いったいこれからどうなることやら・・・。これらは、古くなったら要らない!というものでないだけに、これからも確実に増えていくことまちがいナシ!です。

2002年06月09日

キルトカフェ 手芸の道具・テクニックにまつわるコラムです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。