今年で5回目をむかえた「東京国際キルトフェスティバル 2006」。さっそく初日の今日、行ってきました。東京ドームに着いたのは11時15分でしたが、まだまだ入り口から長蛇の列でした。入場するまでに約30分かかってしまいました。いつもなら、なにはともあれキルトマーケットへ直行していましたが、今回は、はじめに作品展示のブースへ行き、作品をじっくりと見ることに専念しました。
今回、私が楽しみにしていたひとつが、マイケル・ギランさんのコレクションのアンティークのハワイアンキルトでした。2001年にハワイのビショップ博物館で、そして2003年の上野松坂屋で開催された「ハワイアンキルト −その伝統と発展ー」で見て以来のアンティークのハワイアンキルト。モチーフのデザインにそれぞれ意味があるといわれるハワイアンキルトですが、アンティークのものにはよりいっそう強いものを感じました。
午後に開かれたビーズ刺しゅう作家の田川啓二さんのトークショウも見てきました。黒柳徹子さんがサプライズゲストとして登場。まったく知らされていなかっただけに、うれしいハプニングでした。
見どころはオートクチュールのドレスのファッションショー。2005年のカンヌ映画祭で女優の藤原紀香さんが着ていた赤いドレスも田川さんの作品でしたが、もちろんそのドレスも登場しました。ちなみに、去年の紅白歌合戦で初出場したYumingが着ていた着物の帯も田川さんの作品です。
田川さんご自身が語っていましたが、実際に着て動くことで、きらきら光るビーズの輝きの素晴らしさを再認識することができました。それにしてもやはりモデルさんは、細かったです。(笑い)
出来上がるまでの秘話などをおりこみながら話す田川さんの説明はとてもわかりやすく、ビーズ刺しゅうのすばらしさを知ってもらいたいという思いが、ひしひしと伝わってきました。サプライズゲストの黒柳さんとのやりとりも楽しめました。ちなみに、田川さんがゲストで出演した時の「徹子の部屋」を私が見ていたのは、言うまでもありません。
まだまだ見どころがたくさんの「東京国際キルトフェスティバル 2006」ですが、ここでお知らせがあります。1月22日(日)午前10:00〜11:54、BS2とハイビジョンで東京ドームから中継があります。コンテストに入賞した作品やパートナーシップキルトなど、ぜひ、お見逃しのないように。
2006年01月20日
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