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No. 142 アーティストJUNICHI

JUNIHIくんこと小野純一くんはアーティストで16歳。6歳の彼が描いた「リバティくん」・ニューヨークの摩天楼を背景に巨大な女性と黄色いタクシー「Very big woman」は、きっと、みなさまも目にしたことがあるのではと思います。ちなみに、フジテレビの子供番組「ガチャガチャポン!」のオープニング曲「ヨーイドン」のイラストにも参加しています。

■JUNICHIくんのWebサイト
http://www.h6.dion.ne.jp/~junichi

リンク集から彼の作品を見ることができるサイトへたどりつくことができます。文章もなかなかおもしろく、思わず時間が経つのを忘れてしまいます。

私がはじめてJUNIHIくんを見たのは、2001年に放送されたNHKの番組「人間ドキュメント」でした。1989年生まれの彼はまだ、小学生でした。それまで、彼の描く絵は知っていたけれど、てっきり大人が描いているものだとばかり思っていました。彼のずば抜けた観察力と集中力にビックリ!でも決して単なる模写ではないんです。ペンを持って、もくもくと書き続ける姿に感心したのを覚えています。

生まれた時からMacが家にあったという環境で育った彼は、小さなころからキッドピクスでお絵書きをして遊んでいたそうです。今ではMacを道具として使いこなすJUNIHIくんは、近い将来、自分が作ったキャラクターを、CGを使って、映画を作ってみたいそうです。男の子らしいですネ。

ますます活動の場を広げるJUNIHIくん。活動のテーマは「平和」です。NYが大好きだったJUNICHIくんが、初めてNYに行った時に撮った記念写真には、あのツィンタワーが写っていたのに・・・。NYのテロ事件の後に再び彼を特集した番組が放送されましたが、彼の平和に対する思いがさらに強まったのは言うまでもありません。

今年にはいってからの主な活動は、大阪国際女子マラソンのポスターの制作、小田急百貨店新宿でのバレンタインアートビジュアルに参加などがあります。限定1,000個のオリジナル天使のカード付きチョコレートを販売。このチョコレートの売り上げはユニセフ子ども基金に全額寄付されます。すっかり成長したJUNIHIくん。もう「JUNICHIくん」ではなく、「アーティストJUNICHI」ですネ。

2006年02月02日

キルトカフェ 音楽CD・映画DVDにまつわるコラムです。
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