使われている布の種類はそう多くはないんです。ログキャビンのキルトには、2種類の布で作ったものもありました。ピースドキルトも、ピースの大きさはそれほど小さくないんです。でもなぜか惹かれるんですネ。
使いこまれたキルトは、綿がへたってしまったのか、キルティングの部分はほとんど凹凸がなくなっていましたが、どのようなデザインでキルティングしてあるかはよく分かりました。使われているキャリコの柄もじっくりと見ることができました。写真だけではなかなか分からないところです。ちなみに、キルティングのデザインや布に使われている染料を調べることによって、キルトがいつ作られたのか、およその年代が分かるようです。
ハワイアンキルトを作るようになったせいか、白地に赤いプリンセスフェザーのキルトが気になりました。大胆な感じがイイですよネ。キルトを作り始めたころは、アップリケは私には無理だと思っていましたが、今ならできる!作ってみたい!と思いました。
あらためて、アメリカンパッチワークのキルトの魅力を堪能することができました。初心に戻ったような、そんな清々しい気持で会場を後にしました。もちろん、「共立女子大学所蔵 アメリカン・アンティークキルトコレクション」と内容がほとんど重複しているにもかかわらず、図録を買ってきたのは言うまでもありません。(笑い)
2006年03月15日
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