私が毎回楽しみにしているのが特別展示「野原チャック・アンティークキルト・コレクション」です。今回のテーマは「永遠の30'sとクリブキルト(キットで作られたキルトたち)」です。1930年代のアメリカンキルトは私が一番好きな時代のキルトでもあります。フィードサックをはじめ1930年代の布は、色がカラフルでポップな柄が多いのが特徴です。
花びらが16枚あるドレスデンプレートのパターンにバブルピンクのボーダーがついたキルト、四角形をつなぎあわせたキルトなど、使われている布の種類の多さは抜群に多く、見ているだけで飽きることがありません。なかでも私が興味をもったキルトは、六角形のはぎれをつないだ花園のパターンのキルトでした。
中央に柄布を1枚、そのまわりを無地の布が6枚プラス2枚、またそのまわりを柄布が14枚プラス2枚、順につないでいって1ブロックが完成。花園のパターンといえばおばあさんの花園のバージョンが有名ですが、2枚をプラスすることでひし形のバージョンになります。ブロックとブロックは白い六角形のはぎれでつないでいきます。はぎれがたくさん集まったら一枚は作ってみたい!パターンですネ。
|