キルトカフェホームお茶にしませんか展示会リポート

No. 150「キルトフェスティバルTOKYO2006」を見て

こんにちは。9月7日(木)から13(水)日まで、東急本店で「キルトフェスティバルTOKYO2006」が開催されました。初日の7日(木)に見てきましたので、そのリポートをおとどけしたいと思います。
私が毎回楽しみにしているのが特別展示「野原チャック・アンティークキルト・コレクション」です。今回のテーマは「永遠の30'sとクリブキルト(キットで作られたキルトたち)」です。1930年代のアメリカンキルトは私が一番好きな時代のキルトでもあります。フィードサックをはじめ1930年代の布は、色がカラフルでポップな柄が多いのが特徴です。

花びらが16枚あるドレスデンプレートのパターンにバブルピンクのボーダーがついたキルト、四角形をつなぎあわせたキルトなど、使われている布の種類の多さは抜群に多く、見ているだけで飽きることがありません。なかでも私が興味をもったキルトは、六角形のはぎれをつないだ花園のパターンのキルトでした。

中央に柄布を1枚、そのまわりを無地の布が6枚プラス2枚、またそのまわりを柄布が14枚プラス2枚、順につないでいって1ブロックが完成。花園のパターンといえばおばあさんの花園のバージョンが有名ですが、2枚をプラスすることでひし形のバージョンになります。ブロックとブロックは白い六角形のはぎれでつないでいきます。はぎれがたくさん集まったら一枚は作ってみたい!パターンですネ。


さて、図録の表紙とチケットに掲載されていたのがサーカスのパターンのアップリケが可愛い!クリブキルトでした。中央にはピエロ。そのピエロを中心に芸をする動物たちがまわりをぐるりと囲みます。そして上下の余白にはたくさんのカラフルな風船。この頃、クリブキルトにサーカスのパターンが流行ったそうです。まさに子供の夢をかなえるデザインです。

何度も洗濯をしたクリブキルトは子供が元気に育った証であると野原チャックさんのコメントにありましたが、子供の成長を願う親の気持ちは昔も今も同じですネ。

開店してから2時間が経っていましたが、さすが初日です。キルトマーケットは人・人・人でにぎわっていました。いつもならその人並みのなかにいるはずの私ですが、今回は図録を買ったのみでキルトマーケットはスルーしてきました。(笑い)

2006年09月19日

キルトカフェ 展示会のリポートです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。