キルトカフェホームお茶にしませんか展示会リポート

No. 153「インターナショナルキルトウィーク横浜2006」を見て〜前編

こんにちは。9日(木)から11日(土)までパシフィコ横浜で「インターナショナル・キルトウィーク横浜2006」が開催されています。さっそく初日の昨日、観てきましたので、今日はそのリポートの前編をおとどけしたいと思います。
会場に到着したのは11時すぎ。ちょうどキャシー中島さんと山本寛斎さんのトークショーが始まったころでした。キルトマーケットはもうすでに人・人・人であふれていましたが、キルトの展示ブースは比較的すいていて、ゆっくりと作品を観ることができました。

開場してからすでに1時間が経っていたので、会場内の気温は人の熱気で上昇していました。まずはコートを脱いで半袖になります。いざ、キルトマーケットに直行!ではなく、今回は案内図を片手にそれぞれの展示ブースをゆっくりと観てまわりました。


はじめに特別展示のロシアとヨーロッパのキルトの展示ブースに入ります。はっきりした色合いよりもどちらかというと微妙なニュアンスの色が多く、作品のテーマに気候や文化の特徴がでていました。次に今回のパンフレットとチケットの表紙を飾っているキルト「華」の作者矢津利子さんのブースに入ります。写真を見た限りでは平たんに見えていましたが、実物はとても立体的でした。丸くて盛りあがったパーツはクルミボタンのようでした。組み合わせが個性的で和布の柄がとても奇麗に使われていました。

とにかく展示されている作品数が多いので、気をつけないと同じところをグルグル回ってしまいます。柱や壁にも展示してあるので大変です。ピンクリボンのミニミニキルトにクリスマスのミニミニキルト、そして50cm×50cmサイズのミニキルトです。大きなキルトをギュッと縮小したミニチュアキルトのような作品に目が釘づけになります。ピースは細かくてキルティングも繊細でした。作品を観ると刺激されて作ってみたい!気分になりますが、とても私には無理そうです。(笑い)

コンテストの入賞作品は言うまでもなく素晴らしい!ものばかりですが、私がいつも注目しているのは全国高校生パッチワーク&ししゅうコンテストの入賞作品です。高校生の頭は柔らかい?というか、発想がユニークで楽しい作品が多いんです。今年はサッカーワールドカップをテーマにした作品があり、各国のユニフォームが並べてあってしかも各国のチームの主将の番号と名前が入っていました。日本のユニフォームももちろん!ありました。背番号は「5」。アルファベットで刺しゅうをしてある宮本選手の名前を確認してホッ・・・。残念ながら日本のユニフォームが中央になかったのは、結果をあらわしているためかちょっぴり淋しい気持ちになりました。(笑い)


さて、ひととおり作品を観てまわった後、いよよキルトマーケットにむかいますが、その様子は後編に報告する予定です。前編の最後は会場からみなとみらい駅までの帰りの道のりを撮った写真をご覧くださいませ。デジカメを持っていったのをすっかり忘れてしまい、あやうく一枚も写真を撮らずに帰ってしまうところでした。(笑い)
会場の入り口です。チラッと見えるのが会場の中央天井から吊るしてあるジャンボキルトです。
パシフィコ横浜の展示ホールを出たところです。案内用のポスターが展示されています。
カメラをひいて出入り口全体を撮ってみました。
後ろをふりむくと観覧車が見えます。お天気が最高に良かった!です。
Queens Squareの入り口です。みなとみらい駅とつながってます。
みなとみらい駅は地下深く降りたところにあります。
途中にあったクリスマスツリーです。天井にとどくほどの高さです。
イルミネーションが点灯していなかったのが残念!
去年みなとみらい線が開通して東京からのアクセスが格段によくなりました。
2006年11月10日
キルトカフェ 展示会のリポートです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。