キルトカフェホームお茶にしませんか展示会リポート

No. 078「キルトフェスティバル2001」を見て

9月6日(木)〜9月12日(水)まで、東京渋谷の東急本店でキルトフェスティバル2001が開催されています。毎年この時期に開催されるキルトフェスティバルですが、ハーツ&ハンズのキルトショーと野原チャックさんのアンティークキルトコレクションが特別展示されます。私の楽しみは、何と言っても野原チャックさんのアンティークキルトコレクションです。今回は「エンブロイダリーとクラフトワーク」です。

毎回のことながら、開店直後の会場はアッという間に人・人・人でうまってしまいました。同時に開催されているキルトマーケットはもちろん、展示会場の中も熱気でムンムンでした。初日に見てきましたので、今回はそのレポートをおとどけしたいと思います。

会場の中に入るとすぐ、野原チャックさんのアンティークキルトコレクションが展示されていました。入口はものすごい人で、なかなか中に入っていけない状態でした。

最初に、チケットに載っているキルトをじっくり見ます。実際のキルトは、縦横150cmほどの大きさでした。ウールの生地に柄の生地を切り抜いて刺繍でアップリケされています。図録の解説によると「ブローデリー・パース」という技術だそうです。刺繍のステッチがとても素敵でした。手仕事って素晴らしい!と感動してしまいました。

次に私が感動したのが「リックラック・ダリア」というキルトです。リックラックとは、山並みテープのことだそうです。エンジがかった赤い布に、直径が3〜4cmほどのお花が整然と縫い付けてありました。その数は何と1435個。ボーダーの四隅にひとつずつついていましたから、合計1439個です。ギザギザしたテープを5連6連と円を書くように丸めながら花の形にしたものが1439個。しかも、ひとつひとつ形と大きさが揃っていて、とにかく圧巻でした。単純な繰り返しって美しいんだ!と感動してしまいました。

次に私が感動したのが「ミラー・ワーク」のキルトです。ミラー・ワークとは、直径1cmほどのミラーを埋め込んで、まわりを刺繍でとめていきます。様々な形をしたブロックを巧みに繋ぎあわせて、1枚のキルトに仕上げてありました。色合いはまさしくアジアの色。インド刺繍がとても素敵でした。

さて、エンブロイダリーと言えば「レッド・ワーク・キルト」です。赤と白のキルトが大好きな私は、このレッド・ワークというものに前々からとても興味がありました。

今回展示されていたのは「大統領のレッド・ワーク・キルト」というキルトでした。中央には、3人の大統領の顔や星条旗がステッチされています。そのまわりを動物や植物、人などが赤い糸で刺繍されたブロックでつないであります。こちらは、愛国心あふれる、かなりメッセージ性の強いキルトでした。私が期待していたキルトとは、ちょっと違いましたが、レッド・ワークにもいつか挑戦してみたいです。

そして、最後に私が感動したのが「フラワー・バスケット」のキルトです。柄布の上にお花のアップリケがしてありました。アップリケというと、土台布は無地というのが普通ですが、そこを柄布に変えてみると、これがなかなかおもしろいのです。こちらもまわりにフリンジがついていました。色合いもアップリケのデザインも素朴で、愛らしいキルトでした。


アンティークキルトコレクションを見終わると、次はハーツ&ハンズのキルトショーです。受賞された作品の数々も展示されています。今年の3月に開催された「チャックス・パッチワークスクール25周年記念展」を見た時は、すごいショックを受けてへこんでしまった私ですが、はたして今回はどうだったでしょうか?

あいかわらず、素晴らしかったです。たくさんの布にたくさんの色。もうすっかり慣れました。(笑い)今回は、作品として冷静に見ることができるようになったみたいです。自分の作品と比較することはないんだナッということに気がついたようです。

最近、ハワイアンキルトにはまっている私ですが、ハワイアンキルトをちょっとアレンジしたようなキルトがありました。構成はサンプラーですが、まわりのボーダーがフェザーのキルティングではなく、リバースアップリケだったところがおもしろかったです。色は濃いロイヤルブルーと白の2色です。考えるものだなあ〜と、感心してしまいました。

2色のキルトでもう1枚、白と薄いブルーのマリナーズコンパスをアレンジしたキルトがありました。マリナーズコンパスをアップリケしたところがおもしろかったです。白地のキルティングも美しくて、凹凸がしっかりでていました。

キルティングが美しいといえば、究極はホワイトキルトです。ありました。とても美しかったです。トラプントもしてあって、こちらも凹凸がしっかりでていました。離れて見ることができなかったので、全体のデザインが分かりずらかったのが残念でした。

白地にお花のアップリケがしてある復刻キルトが2枚。やはり素晴らしかったです。アンティークキルトを見ていると、同じものを作ってみたいナっと思うことがあります。復刻キルトもいいカモ?しれません。


キルトマーケットでは、シンブルを2点、ゲットしてきました。開店と同時にキルトマーケットへまっしぐらの私ですが、今回もその甲斐がありました。(笑い)ハワイであんなにゲットしてきたのに、まだまだ勢いは止まりそうもありません。ピーターパンの絵柄と「AGFA」というメーカーの広告柄シンブルです。「あつめてます:シンブルのコレクション」のコーナーにアップしましたので、こちらもあわせてご覧くださいませ。
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2001年09月09日
キルトカフェ 展示会のリポートです。
キルトカフェは2005年3月1日にオープンしました。