糸です。糸もピーシング用、キルティング用、アップリケ用、刺繍用、しつけ用などなど必要に応じてそろえましょう。ポリエステル100%のもの、コットンとポリエステルの混紡のものなどなどがあります。ちなみに私はキルティングにはデュアルデューティの糸ART260を、アップリケにはモンリッキーの糸またはデュアルデューティの糸ART200を使用しています。
キルティング用の糸は、すべりをよくするためにコーティングされているもの、摩擦に強いものをオススメします。それでもすべりに満足できない時には、専用のワックスもあります。
色は布地の色にあわせた色を使いますが、ときには金銀のラメ糸も使います。ラメ糸はすべりが悪く摩擦に弱いのが難点ですが、キラキラ光る魅力には勝てません。(笑い)
アップリケにはアップリケ用の糸を使用します。細くて色数も豊富に揃っています。布の色に近ければ近いほど、縫い目は目立ちにくくなります。よりがあまいので、1回分の長さを気持ち短めに切って使いましょう。
ちなみに糸の収納方法ですが、私は直径20cm高さ6.5cmのクッキーがはいっていた缶に入れてます。
しつけにはしつけ糸を使用します。コマ巻きになったものとカセになったものとがあります。カセは、一本の糸をぐるぐるまいて輪の状態にしたものを「ツイストドーナッツ」のようにねじった状態のものです。
ちなみに私はカセのしつけ糸を使っています。どのようにして使っているかというと、ねじりをほどいて輪の状態にしてから、1箇所にはさみをいれます。直線になったものをS字カンにかけて2つ折にします。「ねじりっこ」やリボンなどを使って2〜3箇所をたばねます。こうしておくと、スムーズに一本ずつ糸を引き抜くことができます。
糸のほかに、洗うと溶けてしまうもの、縫わずにアイロンの熱でくっつけてしまうもの、スプレーのりやスティックのりなどがあります。しつけをかける場所によって向き不向きがあります。確認してから使いましょう。
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