ハワイアンキルトの最大の魅力のひとつはモチーフのデザインです。
まだまだモチーフをデザインするところまではいかないので、雑誌についている付録の型紙を利用したり、本に載っている作品を参考にしています。そのまま使うのではなく、サイズやデザインなどをちょっぴりアレンジして使っています。
みなさまもご存知の通り、モチーフの部分はアップリケです。縫い代を針先で折り込みながら、まつっていきます。間隔は2〜3mmです。アップリケなので、正確な形にまつれなくても気にしません。とはいっても、曲線はあくまでもなめらかに、角はきっちりとだしたいものです。
縫い代に切れ込みを入れながら、細かく細かくまつっていきます。でも、針先を使って折り込むだけでは、なかなか思った形にまつることができません。どうしてもカクカクしてしまいます。切れ込みをいれた部分は特にカクカクしてしまいます。
私は右利きです。山の部分は、折り込んだ縫い代を針先でつついてふくらませたり、ですぎたらまた針先で押し込んだりを繰り返します。「いい形」ができたら、すかさず左手の親指のツメでおさえます。そして、ツメでキュキュっとクセをつけます。ゆるい谷の部分も、針先を中に入れてグルリとまわしながら自然なカーブを作り、すかさず左手の親指のツメでクセをつけます。
私は、どうしてもツメを伸ばすのが苦手なので、短く、おまけにスクエアにカットしています。親指のツメは、指の頭とほぼ同じです。そのため、その時まで気がつかなかったのですが、たまたま私にしてはめずらしくツメがのびていた時に、偶然、ツメを使って発見しました。アップリケの常識?なのカモしれませんが、私にとっては目からウロコでした。
最大の問題は、深くv字型に切れ込んでいる部分です。縫い代がなくなるのがコワイので、どうしてもv字型がu字型になってしまいます。これからの課題です。
|