先日、ダブルピンクとグリーンを大胆に使ったアンティークキルトに出会いました。たまたまその前日に見ていたアンティークキルトの本小野ふみえさん著「キルトに聞いた物語」に載っていたキルトと、大変よく似ていました。
「ウッソ〜!」と思いながら、見れば見るほど欲しくなってくる自分が、コワクなりました。一応、お値段を聞いてみると・・・。私が気に入ったダブルピンクの布は、なんと贅沢なことに裏側に使われていました。「表側のココのところに使っていたらよかったのに・・・。」と自分に言い聞かせながら、もちろん、あきらめました。
ダブルピンクに限らず、人気の高かった布は、今ではその復刻版が数多くでています。1930年代の布もそうです。展示会やお店、雑誌や本などで、アンティークキルトを見る機会があるかと思います。そんな時は、使われている布を1枚1枚じっくり見てみましょう。オリジナルとなった布を発見するのも、また楽しいものです。
最近は、生地屋さんに行くと必ず、ダブルピンクの布をチェックしてしまいます。みなさまも、ダブルピンクの布をさがしてみませんか?
2000年05月19日
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